第二部 DISCUSSION

パネルディスカッション

「人生100年時代を豊かに生きるには」と題し、株式会社三菱総合研究所 プラチナ社会研究センター主席研究員の奥村隆一氏をモデレーターに迎え、専門家の方々を交えて議論を行いました。

第二部ではパネルディスカッションに先立ち、奈良女子大学 生活環境科学系 生活健康学領域 教授の鷹股亮氏、茶研究・原事務所株式会社 代表の原征彦氏よりお話いただきました。

水と健康

鷹股 亮 氏 奈良女子大学 生活環境科学系 生活健康学領域 教授

鷹股 亮 氏 鷹股 亮 氏

カフェインには利尿作用があるといわれていますが、カフェインを400mgとっても利尿作用はないというデータが出ています。このカフェイン量、お茶に換算すると、約2リットルです。お茶でカフェインを摂取することによる利尿作用の心配はほとんどないと考えられます。お茶を飲むと脱水になる、と皆さんよく誤解されているのですが、脱水状態の時にお茶を飲んでも、利尿作用で排出することはありません。お茶を飲んで尿をした体験のある方もいると思いますが、水分補給をした際、体液の濃さが一定より薄くなった場合、身体は余分な水分を排泄するしくみになっています。これは、水でもお茶でも一緒で、カフェインは関係ありません。水が足りれば、自然に排出されます。また、食事の時にお茶など飲みやすい飲料を摂る習慣をつけることで脱水症状を防ぐことができます

茶と健康
原 征彦 氏 茶研究・原事務所株式会社 代表

「茶カテキンには様々な機能性があります。超高齢化、新たな感染症などが懸念される21世紀、茶カテキンには生活習慣病予防、新興・再興感染症の予防が期待されます」

原 征彦 氏 原 征彦 氏
原 征彦 氏 原 征彦 氏

「茶カテキンには様々な機能性があります。超高齢化、新たな感染症などが懸念される21世紀、茶カテキンには生活習慣病予防、新興・再興感染症の予防が期待されます」

パネルディスカッション
「人生100年時代を豊かに生きるには」

「人生100年時代を豊かに生きるには」と題し、株式会社三菱総合研究所 プラチナ社会研究センター主席研究員の奥村隆一氏をモデレーターに迎え、専門家の方々を交えて議論を行いました。

パネルディスカッション パネルディスカッション

「人生100年時代を豊かに生きるには」と題し、株式会社三菱総合研究所 プラチナ社会研究センター主席研究員の奥村隆一氏をモデレーターに迎え、専門家の方々を交えて議論を行いました。

  • 日本人はどうやって長寿を獲得してきたか
  • 健康寿命を延ばすため、われわれができること
  • 人生100年時代、お茶の役割とは何か

人生100年時代を豊かに生きる5つの知恵

  1. 抗酸化力を持つポリフェノールを積極的にとる
  2. 健康診断の結果をよく知る
  3. 抹茶で脳の老化予防や脳機能の維持が期待できる
  4. 脱水時のお茶は水分補給として有効
    特に食事の際に摂取するのが望ましい
  5. お茶を通じたコミュニケーション
    人との会話が健康を作る

パネルディスカッション ダイジェストムービー(2:35)

パネルディスカッション フルムービー(1:26:41)

TOP