人生100年時代を迎え、心身共に健やかな状態を維持するためには食生活が重要です。
私たちの身体に対する食品の働き(食品機能)として、
1)栄養面、2)嗜好面、3)疾病予防面 が提唱されました。
とくに、3)は「機能性食品」(functional food)と呼ばれ、現在、特定保健用食品や機能性表示食品として制度化・商品化されています。近年、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病に加えて、記憶・認知などの脳機能活性化および身体ロコモーション維持・改善効果を持つ「次世代機能性食品」の研究が重要になってきました。
超高齢社会の日本における次世代機能性食品の研究成果を紹介し、討論の資とさせていただきます。